2013年10月19日土曜日

小豆島サイクリング二日目(ふるさと村〜寒霞渓〜坂手港)

2013年10月18日(金)曇り

お天気と相談しながら、国民宿舎を出発、寒霞渓へ。

国民宿舎小豆島、食事もなかなか美味しく、
さすがにお造りはプリプリ。
トイレも最新式で、座るとBGMでバロックが流れる。
オリーブの実がたわわ
道の駅 オリーブナビ で

連れ合いがちょっと
生オリーブをかじってみた
苦くて食べられないそうだ

道の駅 09:05出発
少々道を間違い、Uターンして29号線にとりつく。
ここにもあちこち醤油工場。
神懸通り(かんかけ)の町並みを登って行く。
内海ダムの手前あたりから新しい道路で広くなっている。

直進で登れないので、ジグザグ登り。

寒霞渓ロープウエイ紅雲亭駅乗り場まで、約6km。
10:30 到着

高松方面を望む
マルキン醤油記念館を見学 
しょうゆソフトを食す
醤油色しているけれど、醤油の味はしない。
コクがあって美味しい
お薦め(o^∀^o)

お昼は、タケサン食品(佃煮屋さん)の出店、一徳庵で
卵掛けご飯のお昼にする。
マルキン醤油記念館でも、馥郁たる醤油やもろみの匂いに
卵掛けご飯食べたいなあ、と思っていたところだった。


お天気が崩れない前に、坂手港に戻り帰りの予約。
瀬戸内国際芸術祭に北野たけしが来るとかで、
フェリー乗り場にけっこうな人、人、人。
たけし氏と大阪出身の若手芸術家のコラボ作品が、
切符売り場の壁に描かれていたり、埠頭に設置されている。

坂手港16:20発に乗船
神戸港19:30着

海上から見ていた神戸の街灯りはきれいだったけれど、
人ごみを縫うように歩いていると、下りたばかりのフェリーに
乗って小豆島へ帰りたくなった。

今回のお土産
 

左上:オリーブオイル ガーリック&しいたけ
国民宿舎小豆島で味見した。
ニンニクと椎茸の香りと味がほんのりとする

右上:マルキン醤油 濃紫(こむらさき)
上のオリーブオイルに一滴まぜるととても美味しい

左下:マルキン醤油 金山寺味噌
熱々のご飯に乗っけて食べたい!

左下:素麺 島の光

今回総走行距離:93km




小豆島サイクリング1日目(坂手港〜ふるさと村)

2013年10月17日(水)☀

小学生のときの家族旅行以来、50年振りに
小豆島へサイクリングを計画した。

なのに・・・・台風襲来

何十年かでつるしたてるてる坊主。
大型台風26号は関西を逸れて、伊豆大島に
大きな被害をもたらした。
被害を受けた方達には申し訳ないような・・・

でも、
台風一過、晴れた神戸港第三突堤
小豆島ジャンボフェリー 午前01:00発
に乗船した。

自転車輪行旅とフェリーの組み合わせは、旅情たっぷり。

船は、自転車にやさしい。
自転車を分解せずに乗船できて、着いたらすぐに
走り出せる。
クリックすると、ジャンボフェリーの
テーマソングが一部聞けます。
(音源は船内アナウンスより収録)



とびしま海道を旅したとき知った
せとうちサイクルーズパスで、お得な
割引料金で乗船

瀬戸内海を自転車で渡る旅には、とても便利。
但し、参加していない航路もあるので要チェック。

深夜便は、神戸→高松経由→小豆島・坂手港と廻り、
坂手港着 07:10

なぜかこの深夜便、2等客室(カーペット敷きごろ寝)が
寒いのなんの。車の人は、毛布持参でしっかり防寒していたけど。
大型フェリーと違って、枕や毛布、お風呂の設備は無いのね(;´Д`)

高松港到着前になったら、下りる乗客のために、先ほどの
テーマソングが突然、大音量で流れる。

あーびっくりしたΣ(@o@)ノノ

大型トラックの運転手さん用の個室、お風呂のフロアーがあった。
売店のうどんは、コシがあり美味しかった。
さすが、うどん県行き。



天気は快晴、軽く身体をほぐして、07:20出発。
坂手の町を抜けると、醤油の香りが鼻孔をくすぐる。
懐かしい匂い。

私の母の故郷は、岡山県児島湾に面する小さな村だった。
岡山市内から渡船に乗って児島湾を渡り、村が近づいてくると
醤油の香りが強くなってくる。
そして 手を振って迎えてくれる祖母の姿も。


早速見つけたコンビニで先ずは腹ごしらえ。
トリップメーターが電池切れ。コンビニで電池も購入。
コンビニさまさま。


岬越えのアップダウンを繰り返し、
大阪城再築城時の石切丁場跡をいくつか過ぎる。

小豆島はアートの島でもある。
あちこちに芸術作品が見られる。

新さぬき百景 福田海岸
09:30

ギネスブック認定
世界一幅の狭い海峡 土渕海峡
向かって右が小豆島、左が前島だそうだ
掲示が無ければ、川かな、と見過ごしてしまう。


土庄港 観光センター内でお昼休憩。
そうめんといなりずし。
素麺の島、さすがにもちもちで美味しい(o^∀^o)
400円也は高くはないか。
コーヒー350円はちと高いような気がして、
向かいのセブンイレブンでホットコーヒーをテイクアウト。

ここで、一泊することに決定。今夜のお宿をじゃらんで予約。

エンジェルロードに向かって出発。

♡エンジェルロード♡・・・天使の散歩道とも名付けられている。
一日2回の干潮時に現れる向かいの島までの砂の道。

大切に思う人と手をつないで渡ると、道の真ん中で天使が
舞い降りて願いを叶えてくれるのだそう。

(発案者は、国際ホテルの創業者かな???)


願いを叶えたカップル
あっ、これから願うのか知らん




で、おじさんとおばさんも手を
繋いで歩きました。
何を願ったかって??
ムニャムニャムニャ

小豆島国際ホテル

売店を冷やかし
何も買わへんかったら悪いので
150円也のこれ買いました
あっさりした味

今夜のお宿 国民宿舎小豆島からの眺め
池田港
国道から国民宿舎までの導入路が
一番しんどかった。斜度7.3%




15:10 到着
本日の走行距離:59km
早めに着いたので、コインランドリーで洗濯もできた。
自転車旅は、コインランドリーの設備が無いとあかんなあ。


2013年9月20日金曜日

剣山ハイキング

2013年9月19日(木)快晴・十五夜

大阪から四国の山は、遠い。
鉄道は駅から登山口まで時間がかかる。
車は往復10時間近くを要する。


JTB旅物語でなんと剣山日帰りツアーがあった。
宮尾登美子氏著「天涯の花」を読んで、
「キレンゲショウマ」の群生を見たい、と思った。
が、8月の花のシーズンの平日は、今年余りに
下界が暑すぎたせいか、ツアーは催行人員に満たず、中止。

今日、9月の出発と相成った。


大阪から、阪神高速湾岸線、神戸線、明石海峡大橋、大鳴門橋、
徳島自動車道美馬IC、国道438号線経由。

この国道438号線、国道とは名ばかり。
30人乗りの中型千里丘バスの運転手さんは、運転上手だった。
国道ぎりぎりに建っている民家の軒先をかすり、
土釜、一宇峡の渓谷沿いをクネクネと廻って行く。
対向車とすれ違う度に、ヒヤヒヤさせられた。

一番スリルがあった。

途中2回のトイレ休憩を入れて、約5時間、13時に
登山リフト見ノ越駅に到着。

13:15 準備運動の後、
見ノ越駅 標高1,420m →西島駅 1,750m
登山リフトで15分で330m高度をかせぐ。

天気は快晴。現地ガイドさんによると、曇りや雨の日が多く
こんな快晴は登山シーズンでも10回程とか。

キレンゲショウマの花の時期を見逃してもお釣りが来る?
リフトの両側には、竜胆やイブキノ虎の尾
に似た花が、すすきに混じって咲いていた

西島駅から石鎚山方向を見る
手前の山は三嶺(ミウネ)?

右手にうっすらと見えるのが石鎚山

13:46 出発
右手の巻き道を行く

名水百選の御神水の湧き水で、のどを潤し、
トリカブトの紫の花に目を奪われつつ、
(花が咲いていなければ、ヨモギのはっぱに似ている。危ない、( ゚д゚ )!
英語では、monkhoodというらしい。花の形が、なるほど僧侶のかぶりもの
ににているわ。)

14:27 大剣神社 着
小休止
この階段の上が頂上ヒュッテ
そこから250mで剣山頂上


剣山頂上着 15:03 1955m
中央の石垣に囲まれているのは、
一等三角点
登山者に踏み荒らされて、裸地化激しく
ミヤマクマザサが生えなくなったため、
木道が作られた


再び頂上ヒュッテに戻り、大慌てで昼食を食べ、
尾根道コースを下る。
頂上ヒュッテ発 15:20

西島駅   発 16:00
見ノ越駅  着 16:15

途中、淡路サービスエリアで満月を愛で、
20時丁度、イルミネーションが七色に変化する明石海峡大橋
を渡った。

大阪駅前着 21:15

千里山バスの運転手さん、お疲れさまでした。
無事に帰宅。

あまりの快晴に、日帰りではもったいなかったなあ。

買物:原木椎茸、鳴門灰わかめ、杵突き草餅、たこ飯おにぎり



  





 

2013年9月6日金曜日

2013年夏:青春18 明石〜淡路島/岩屋 日帰り

2013年9月6日(金)晴れ
1週間振りの晴れ、今年は、休みを取ると天気は雨。
青春18切符の残り1枚を使って、明石の魚棚(うおんたな)商店街
へ行くことにした。

まずは、お目当ての明石焼
たこ磯 15個 650円
みつばの刻みとだしで食べる
思ってたより中のたこは小ぶり。

商店街をひやかして、淡路島への唯一の高速船ジェノバラインの
乗り場を見に行った。ちょうど出航する時刻だった。
天気も良し、料金450円/人
淡路島へ乗って行ってみたくなった。


淡路 岩屋港まで13分の船旅


明石海峡大橋が見えてきた

下を潜る

岩屋港近くにある、絵島
という2000万年前の砂岩層が
見られる。
絵島は古来より和歌を読む名所としても名高く平家物語の「月見」の
巻にも記述があるそうだ。西行法師の和歌が掲示されている。

「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を
波にうつして見るこよいかな」

淡路牛ステーキハウスの看板が見えた。
ランチセットがあって、海鮮鉄板焼もあるということなので
入ってみた。

明石海峡大橋と対岸の明石や神戸を望める
素敵な客席
夜景を見ながらだともっと雰囲気もいいだろう


明石鯛、ホタテ、エビのメインディッシュ
連れ合いは、淡路牛のセット
手前の黒いのは、炭塩とよばれるものとか。
たれは、ポン酢、醤油、タマネギとにんにく
を煮詰めた味噌のようなたれ。
これがまたおいいしい。
こちらのお店、ステーキハウス源平さんの
オリジナルだそう。
帰りも潮風に吹かれてジェノバラインで明石にもどる。
魚棚商店街で、たこ、イイダコのうま煮、たこ天、上天、野菜
ちりめんじゃこを買った。鯛の一夜干しや太刀魚も新しくておいしそうだった。

JRのホームから見える明石城址

久しぶりに潮の香りに浸り、いい気分だった。
この次は、自転車で淡路島をまわろう。




2013年8月17日土曜日

万葉まほろば線乗車

2013年8月17日(日)晴れ 最高気温37℃

仕事も兼ねて、好きな電車に丸一日乗れる。
都市近郊の電車は、完全冷暖房完備で、今日は暑さ知らず。
出発前に昼ご飯を調達、温かい飲み物も用意して、茨木を出発する。


一筆書きの要領で、京都、奈良経由 桜井線、和歌山線、関西本線
大阪環状線、東海道 京都線と乗り継ぐ。
桜井線は、愛称 万葉まほろば線と名付けられ、奈良盆地の東縁を
とおり、明日香の北辺を高田まで行く。私の好きな路線の一つだ。

京終(きょうばて)・帯解・天理・巻向・三輪・香具山・畝傍
と古墳と平城ロマンあふれる駅の中をゆっくりと走る。
内田康夫氏著「箸墓幻想」の舞台となった箸墓古墳は、
巻向駅からほど近い。

105系 旅万葉号
エアコンと扇風機の併用

ワンマンで先頭車両で運転手に切符を渡す
車内にも日本画のプリントがされていた。
古い電車だが、高雅な雰囲気がする。

高田駅発13:37 和歌山線快速 難波行
王寺駅発14:02 大和路快速  大阪行
大阪駅発14:47 京都線    高槻行
千里丘着15:01





2013年8月3日土曜日

2013年夏:青春18 会津若松〜アクシデント続きの帰途

2013年7月31日(水)曇り

剣士像とあかべこのある駅

貴婦人の愛称で親しまれている
SL C57の動輪

いよいよ 会津ともお別れ
磐越西線で郡山へ

明日8月からは東北は祭一色になる。
どうやら雨も一段落しそうだ。

会津若松、雨や蒸し暑さにも関わらず、市内循環バスのおかげで
効率よく見て回れた。町全体も高い建物が無く、しっとりと落ち着いた
雰囲気だった。
今度は猪苗代湖や裏磐梯を輪行で巡ってみたい。
只見線もまだ乗ってないし。


会津若松発07:36→宇都宮着11:00 
宇都宮ー小山間 人身事故でダイヤ混乱50分遅れの上毛線経由高崎行きに
乗車。
宇都宮発11:15→上野→東京→熱海→掛川→豊橋着18:43
小田急線が人身事故で不通。我々には関係ないわ・・・

豊橋発(18:47特別快速大垣行き)→豊橋を出てまもなく
運転席のガラスにヒビが入ったため、応急処理停車する、とのアナウンス。
石でもあたったのだろうか?車のフロントガラスみたいに、細かいヒビが
入って前が見えなくなっていたら、と思うとぞっとする。

どうやら20分遅れで出発。金山発19:45の快速には間に合わず。

名古屋発19:45→岐阜晩ご飯調達(ほとんど売り切れ(≧△≦))
岐阜発20:50→茨木着23:13

約15時間の乗車。さすがに米原あたりでうんざりしてきた。

無事帰宅。お疲れ。やれやれ(@_@)


今回は、行きは天候不順で飛行機が延着、新幹線乗り継ぎにはらはら、
帰りは電車のトラブルでうろうろ。
まあこんな旅行もあるでしょう。


会津若松では観光に忙しかったのか、帰ってみてみれば
秋田のお土産ばかり。
「秋田犬の鼻くそ」はネーミングに抵抗のある向きも
少なからずあるかもしれない。
でも、食べてみるとおいしい。
ピーナッツをココアで包んである。
ナッツ好きはやめられない、止まらない。

もろこしは小豆粉、インゲン豆、砂糖でできたお菓子。
ほんのり甘い。食べやすい。
生もろこし、というのもあったが、生だけあって日持ちがしない。
小豆粉の皮の中に小豆餡が入っている。
こちらもあっさりした甘さ。

2013年夏:青春18 雨の会津若松

2013年7月30日(火)☂

帰り道だし西へ行けば、曇りくらいにはなっているだろう、
という予想もむなしく、会津若松も☂。

平日の雨にもかかわらず、ホテルもほぼ満室。
夏休みと大河ドラマの影響かな。
前夜早めに駅前の「残り1室」を確保した。

初めて宿泊する。ビュッフェ朝食付。
設備は少々古いけど、女性客にはアメニティグッズ
がサービス。ボディスポンジや足指スポンジがついていた。

部屋も予想より広かったが、ユニットバスは狭い。
でも清潔がなにより。

ボデイシャンプーなどはポーラだった。
フロントの受付スタッフもテキパキしていた。

さて、雨の日は観光名所廻りバスがあると非常に便利。
会津若松はいろんなバスが走っている。
そのネーミングがおもしろい。

☆ピカリン号・・・・公共施設、病院に止まる
☆エコろん号・・・・まちなか循環バス
☆ミナヅル号・・・・河東地域ミュニティバス
☆ハイカラさん・・・レトロな市内観光循環バス
会津若松観光ナビより

☆あかべぇ・・・・・名前の通り、赤いバス。ハイカラさんの逆廻り。
会津若松観光ナビより

30分間隔で運行していて、ハイカラ/あかべぇ専用一日乗車券
500円也が便利だった。日中は、女性運転手が多いみたいで
運転は、こまやか。
山陰の松江も同じような市内観光循環バスが走っていたっけ。

会津若松駅前 6番乗り場 9:15 始発




先ずはメインの鶴ヶ城へ。鶴ヶ城入口下車。
鶴ヶ城入口から北出丸大通りを見る
家老屋敷が建っていた通りで、西郷頼母邸跡がある。

北出丸入口
石垣は石を方形に整形して密着させている
北出丸が増築されたのは、加藤氏時代
1639年頃

若松城(鶴ヶ城)と言えば、戊辰戦争の悲劇の城で、どうしても
最後の藩主、松平容保が印象に残りやすいが、豊臣秀吉の賤ヶ岳
七本槍・七将の一人、加藤嘉明(孫六)とその子、明成の時代に
現在の鶴ヶ城の原型ができた。(会津若松市観光公社HPより)


角石(隅石)は初期の算木積み?
平面の石は不揃いで横目も通っていない
ので野面積みかな?


武者走りの階段

天守閣より北出丸方面
戊辰戦争で鶴ヶ城は砲弾にさらされ、天守閣も残ったものの
いまにも崩れ落ちそうな状態で、明治政府により取り壊された。
戊辰後の天守閣のオリジナル根がが、なんとイギリスは
ロンドンの書店で見つかったそうだ。

現在の天守閣は昭和40年に復元された。

茶室 鱗閣

可愛く朝顔の咲いている向こう側が
茶店になっていて、薯蕷饅頭(じょうようまんじゅう)
付お抹茶をいただいた。(500円)

お薄もさらっとした中にも抹茶の味が良く出て、
おまんじゅうの小豆餡も上品な甘さ。
おいしい和菓子に目のない連れ合いから、ほんのちょっと
分けてもらいました。

この後、福島県立博物館に行ったが、恐竜展をやっていて
館内は子供が多く、ベンチで休憩した後再びハイカラさんに乗車、
会津武家屋敷まで乗った。
博物館バス停後ろにある北越潜行の詩碑
秋月悌次郎は日新館を飛び級で卒業し、
江戸 昌平坂学問所に学んだ秀才。

司馬遼太郎著『峠』の中に、越後長岡藩 藩政改革を
行った河井継之助と秋月悌次郎との交流が描かれている。

秋月悌次郎は戊辰戦争で、降伏を決意した会津藩の意を受け、敵陣包囲網を
潜り抜け、米沢藩を通じて土佐藩と交渉、降伏・開城を取り仕切った。
その後、猪苗代に謹慎。その間に悌次郎は、西国遊学中に知り合った
長州藩士奥平賢輔と密かに越後水原で会い、その帰途 会津を憂いて
読んだ詩だそうな。


会津武家屋敷は、角館に行って来た後だったので、
てっきり武家屋敷通りが残っているのかと思ってしまった。
ミュージアムパークみたいになっていて
入館料850円也。
小学生くらいの勉強にはいいかも。我々はパス。

半日ではとても市内をゆっくり廻れそうにないので、
もう一泊することに決定。
ホテルもなんとか禁煙ツインを確保できた。


いったん荷物を預けたホテルに戻り、今夜宿泊のホテルに
荷物を預け直し&休憩。

雨は上がったが、盆地のため蒸し暑い。風は涼しい。

再び駅前からあかべえに乗車。
白虎隊19士が眠る飯森山へ。
階段しんどい方達用に右横に
動くスロープが設置されている
訓練、訓練とつぶやきながら、階段を登った

右からの道は、なだらかな坂を通って
上がってこられる
コンベアもここまで

19士の墓 墓参の人が絶えない
勝てば官軍、負ければ賊軍、
自刃した白虎隊の遺骸は葬られることを
禁じられ、半年間野ざらしになっていたそうだ。
見るに見かねた近在の方達によって密かに仮埋葬され、明治2年に
ようやく飯森山の中腹に合葬が許可された。

白虎隊自刃の地 
はるか鶴ヶ城を見晴るかす剣士の像

左手 紅白の尖塔のうしろに天守閣が見える
16、7才と言えば現代の高校生
若い命が散ってしまうのは、いつの時代でも
胸が痛む。

木造建築 珍しいサザエ堂
対向者に出会うこと無く、一歩通行でらせん階段を
上がり下りして出てこられる

江戸時代後期、関東から東北地方にみられた
仏堂だそうだ


サザエ堂から少し下り、厳島神社表参道を
出た所のお茶屋で休憩
会津のべこの 乳 牛乳
牛乳の自動販売機で売っていた。
美味しくてもう1本飲んだ
甲賀町口 門跡
蒲生氏郷の時代、城下の町割りを行い、武士の住む郭内と
町人の住む郭外とに分けた。
角館でいう、内町と外町。
「郭内と郭外の間は深い濠と土塁、16の郭門によって仕切られ
ました。外濠は、明治4年に田畑にする条件で払い下げられ、
埋められました。
甲賀口の石垣は只一つ残る郭門の一部です」(会津若松観光ナビHPより)

キノコ類の水煮
秋田県同様、福島もキノコ類が豊富

リオンドールという地元のスーパーで一休み。
おやつに甘エビの唐揚げを食す。これがまたおいいしい。
ビールのつまみにぴったり。

夕食は、お城からも近い、食べログに載っていた
桐屋権現亭という所へ行ってみたら、
あらあら、本日は貸切だと。予約しないと入れないお店?!

大正、明治時代のお店が所々ある通りを、駅の方へ歩いて帰る。
道の角でふと目についたおそば屋さん。

o(*≧◇≦)o″ダメッ!!もとで入ってざるそば大盛り注文。
がんこ 十割そば100%と壁に貼ってある。

一寸太めの充分すぎるくらい腰のあるそば。
満腹のお腹をなでさすりながら、ホテルへ。

会津若松 泊