2012年12月22日土曜日

2012年冬:青春18 植村直己冒険館〜出石そば

2012年12月18日(火)雨、☂

豊岡駅発 08:02 江原駅着 08:11
全担バス 神鍋高原行き 08:34 乗車

豊岡は鞄製造で有名な町だ
駅のプラットホームで見つけた珍しい
鞄の自動販売機
携帯の買物袋を買える
JR江原駅

ヨーロッパ的な雰囲気の東口駅前
雪が積もればもっといい雰囲気だろうな

これは珍しい。
携帯電話充電用のコンセントが
バスに付いていた。

08:50 植村直己冒険館 到着
      開館は9時からで。☂降る中、クレバスを模した
      通路のドアの外でうろうろしていたら、
      開館少し前に開けて下さった。

      寒かったので、ありがたかった。
この冒険館は、植村直己記念スポーツ公園内にあり、
公共建築100選に選ばれている。七つの常設展示室、カフェコーナー
図書コーナー、クライミングウォールがあって、エベレストや北極へ
行く、ということがどれほどの体力、精神力がいるものかを、
今更ながら思い知らされる。

冒険館の収蔵品を見ていると、昭和の初めの頃の加藤文太郎氏の単独行が
どんなに過酷だったか、とまた加藤文太郎の足跡に思いが至るので
ありました。

詳しくは、植村直己冒険館ホームページへ

さて、☂降る中、江原駅へ歩いて到達したわれわれ、
バスが、出石まで行っているのを発見、急遽出石そば
を食べに行くことに決定。食い気にひっぱられる凡人ふたりで
あります。

残念ながら我が家御用達のよしむらさんは、本日休業(;´Д`)
今日は違うお店へ。寒くてもやはり皿そばを注文。

まんぞく、まんぞくで、
帰りは八鹿駅経由で帰途についたのでありました。








2012年冬:青春18 浜坂をたずねて

2012年12月17日(月)曇り

2012年もあと2週間、加藤文太郎のふるさとをたずねて
浜坂に向かった。
加藤文太郎は、新田次郎著「孤高の人」のモデルに
なった登山家だ。
浜坂出身、神戸から浜坂まで歩き通したという。
なんという健脚(@_@)

ちなみに、近年人気のある、六甲全山縦走を最初に始めたのが、
加藤文太郎氏だ。


AM4:30起床、加藤文太郎を思いながら、
まだ暗い中を茨木駅まで歩く。

  05:32 始発乗車、浜坂駅着 11:08

お風呂屋みたいな微笑ましい駅

駅正面の道をまっすぐに行くと、左手に最近できたらしい、
観光案内所?があった。ここで地図を入手。

10分ほど通りを歩くと、ほどなく加藤文太郎記念図書館。

2階に加藤氏が登山に使用していた
遺品が展示されている。
極寒の山行に耐えうるよう、さまざまな
工夫の跡がうかがえるものばかりだ。


図書館のまわり

外に出ると雨
浜坂の町中を歩く。
ユートピア浜坂敷地内にあった
湯気のでている井戸?

卵を入れた袋をぶら下げて
ゆで卵ができる
ユートピア浜坂は日帰り温泉なのかと、玄関をのぞいてみた。
どうやら地元の高齢者施設で、観光客向けではないみたい。
みぞれまじりの雨が降って来て、寒かったので、
ここが一般でも入れたらなあ、とちょっと残念。

側溝からも湯気が出ている所を見ると、各戸にも温泉がひかれている
ようだ。

加藤文太郎氏の墓に詣でて、浜坂駅に戻る。
平日のせいか、お昼時だけど食事ができそうな所も見当たらない。

駅前のコンビニ兼土産物屋さんで、肉巻きおにぎりなるものを
見つけた。一個300円也。

連れ合いの肉嫌い、と費用対効果(この大きさで腹の足しになるか)
を考えてちょっと考えていたが、

話の種に、と買って、待合い室で食べてみた。

おいしい!!!
あとでネットで見てみたら、
なんでも米田茶店の但馬牛肉巻きおにぎり、浜坂名物なんだ。

もうちょっと買っとけばよかった、と
今夜の宿泊先、豊岡へ向かったことだった。



2012年12月12日水曜日

京都一周トレイル 東山①

2012年12月12日(水)晴れ

JR稲荷駅発10:50分→稲荷神社奥の院→四つ辻→裏参詣道→
泉涌寺→今熊野神社→清水山山頂14:00→東山山頂公園→将軍塚
→知恩院15:00
歩行 約4時間、13.7Km
トイレは、各神社、お寺の他は東山頂上公園にあった。
清潔だったが、和式、非水洗、ペーパー無し。
20分ほど下れば、知恩院の水洗トイレが使える。

稲荷神社の千本鳥居を延々と潜ってやっと裏参詣道にでた
     

一度来てみたかった泉涌寺
皇室の菩提寺 由緒ある御寺だ
楊貴妃観音にも対面する。初冬の平日のせいか、静謐な雰囲気 
国道1号線を潜ると、こんな階段が・・・
旧東海道 右へ 大津浜の道しるべが

清水山山頂 奥の赤旗が三角点

東山山頂公園
ここで一休み

ヘリポートがある

トレイルの地図を買わなくても、あちこちに標識があり、道も分かりやすい。
稲荷社から住宅地に出て、泉涌寺のほうへ降りて行く階段は、
見過ごしやすいかもしれない。標識のすぐ横の階段を降りて、川を渡る。

知恩院からは、建仁寺を通り抜け、高瀬川を七条まで沿って歩いた。
ゆっくりと初冬のウオーキングを楽しめた。


シビレ山登山

2012年12月2日(日)晴れのち曇り

今日は、初めて池田の山の会の公開ハイクに参加した。
会員さんも含めて総勢22名、JR三田駅に集合。
4班に分かれて、それぞれにリーダー、副リーダーが付く。

三田駅前8:10発三木行き神姫バス乗車→9:00勝雄不動口(準備体操)
→9:10出発→不動滝9:10→広い尾根11:00(昼食)→
シビレ山分岐→シビレ山頂上12:10→こうもり谷分岐→衝原展望→
衝原集落着13:00
約8km 歩行時間4時間


不動滝

広い尾根
朝が早かったので、広い尾根に出た
ところで、昼食

真ん中に見えるのは、中国縦貫道
もうあと1週間早ければ、紅葉真っ盛り
だったろう。

頂上
頂上直前はよじ登るような急坂
会員の方達の健脚には驚き

衝原集落に早くついてしまったので、
つくはら湖周辺を散歩
千年家といって昔の庄屋の家が保存されている

衝原バス停で解散。
神戸電鉄 箕谷駅までバス。乗ったとたん雨が降って来た。
新開地乗換、阪神で大阪へ。

2012年10月19日金曜日

2012年秋:富山市内は路面電車に乗って

2012年10月18日(木)雨

晴れれば、立山あたりまで行ってみたい、などどと連れ合いは
のたまう。自分は体調がもとに戻ったからいい気なものだ。

JR乗り放題パスの使用期限は、今日までだし、天気も終日雨、あめ。
3時位に富山駅に戻れば、今日中には家にたどり着けるので、
市内観光に

と、大通りにでると、


最新式の路面電車が走っているではないか\(^o^)/
新路線セントラムというらしい。
市内中心部を環状で結んで走っている。乗ってみたあい。

1日フリー切符を使って(800円/人)城南公園内、県立美術館と
廣貫堂資料館にしぼって行ってみることにした。
新富町電停から小泉町まで市電に乗車。
あいにくやって来たのは、古い型の市電。

乗り込むと、職員らしいお兄さんに、なにやらアンケート用紙を渡された。
どうやら市電利用回数や、乗車目的、乗車駅、降車駅の調査をしているらしい。
フリー切符は車内で買えるのか、などと質問していると、ワンマンの運転手
さんになにやら尋ねてくれて、800円のより乗れる範囲に制限があるが
600円フリー切符もあると教えてくれた。

おっとりしてて親切なスタッフの方。
それほど時間があるわけでもなく、一も二もなく600円を買う。

この銀色のバスで屋台にでるらしい。

特別展は、「デザインとしての椅子、アートとしての椅子」
時間がないので、今回は常設展のみ観た。これ、正解。

この美術館、常設展ⅠからⅤまであり、ピカソ、ルオー、
マティス、シャガール、ミロ、を始めとして郷土の美術家、
ポスターなどゆったりした館内にかなりの数が展示されている。

しかも、晴れていれば立山連峰が望めるという。
なんという素晴らしい立地。しかも、観覧料、200円!!!!

もう一泊富山にしたくなってきた。


製薬会社廣貫堂内 資料館入口
売薬と言えば「万金丹」と頭にあって、富山の売薬とばっかり思っていたけど、
富山売薬の始まりは、「反魂丹」だとか。
連れ合いの子供の頃には、まだ富山の置き薬が家にあったという。
なるほど史料の覚書帳には、昭和23年の訪問記録が読める。


六神丸などの薬のパッケージを懐かしそうに見て、一箱買ったではないか。

いまでも車やバイクを使って薬を届けているとか。
過疎地の高齢者宅へ置き薬の交換を兼ねての安否確認。
古いようで、最先端のシステム、しかも人と人の信用に支えられた
「先用後利」。ネットだなんでも買える時代だけど、間に人が居る
ことは、とても大事なことのように思える。

廣貫堂前から乗った市電に、最初に乗った時のスタッフのお兄さんに
また会った。調査用紙もらうのも三回目。

この調査用紙、ビンゴゲームのカードみたいに該当する箇所を
折り返して穴を開けるようになっている。

どうやって集計するのか聞いてみると、
なんと事務職員が総出で手作業で集計するらしい。
乗降数や利用回数が少ないのかしらん???

減便や路線縮小のための調査だったら、ちょっと悲しい。
もっと宣伝して、観光客にも乗ってもらいたい。

新旧電車のすれ違い

新路線セントラム車内
あまりの乗りごこちのよさに
2周してしまった(^O^)アハハ!!

美術館・博物館を無料で巡っている
ミュージアムバス ぐるりん
これも乗ってみたかったなあ
やっぱり、もう一日足りん

雨に煙る富山城址
廃藩置県で廃城となり、焼けたり、解体された。
見えるのは模擬天守閣で、富山市郷土博物館となっている。



電停との間に段差が無い
今まで乗った路面電車では、一番スマート
今回、足の負傷で特にそう感じるのかも。

桜並木の松川

昼食 またまた昨日夕食を食べた
越中茶屋さんで、白エビ天丼
はまってしまった

同じ物を頼むのは芸が無い
こちらは、昼の日替わり定食
海鮮丼とそば キトキトのまぐろ甘エビ
はまちがのっている

白エビコロッケを追加

特選館お土産物店で見た
なんと これかまぼこ
けっこう有名だそうで、ハロゥイン
のカボチャもあった

高山本線 越中八尾行き

「とこなつ」という和菓子
白小豆を求肥で包み、和三盆を振りかけてある。
平戸の烏羽玉のごま餡の代わりに白小豆を包んだ、小さいお菓子。
あっさりと上品な甘さ。
 「とこなつ」の命名は、大伴家持の歌
      立山に振りおける雪を とこなつに
      見れども飽かず 神柄(かむから)ならし

に因んでつけられたそうだ。
「とこなつ」は常夏ではなくて、四季を通じて、の意だそう。

大伴家持と言えば、奈良時代の歌人で万葉集の編纂に関わった人。
奈良時代に北陸まで来たの?
太宰府にも赴任していったらしいから、畿内から北陸まで
道はすでにあったのだろうけど、浅学にして北陸への足跡は知らない。


家持は、歌人であると共に役人でもあって、越中国の国守として
赴任した。国守は1年に1回、治める国を視察して回った。
馬や船を使って、珠洲市の方まで視察したという。

そうして各地を巡ったおりに、都では見られない風景に感動し、
220余りもの歌を残した、らしい。

JR氷見線に雨晴海岸という景勝地がある。
1400年余り昔、家持がこの海岸から雪積もる
立山連峰を飽きもせず、眺めていたという。

また近いうちに富山を訪れたい。
北陸新幹線が開通すれば、大きく変わるのだろうな。








2012年10月18日木曜日

2012年秋:栂池自然〜小谷〜富山

2012年10月17日(水)晴れのち小雨

ゴンドラリフトEveとロープウエイを乗り継いで、
栂池自然園を散策する。

午後からは天気が崩れるようなので、早めに出立。
35年振りに栂池高原へ。


栂池高原駅から20分の空中散歩

カメラの腕が悪いのか
よく撮れてなくて残念

栂の森駅からロープウエイ乗り場
栂大門駅への道

ロープウエイ自然園駅から10分ほど
歩くと、ビジターセンター、山荘、記念館
などが見えてくる

栂池ヒュッテ

 右から 白馬乗鞍、小蓮華山







 浮島湿原
白馬岳の方から曇ってきた。
大雪渓展望台まで行かずに引き返す。

栂池高原バス停 
小雨になった。
ここから大糸線JR南小谷駅までバスに乗る

南小谷駅

畳があって寝転がれる
南小谷駅 待合室
南小谷発 14:21→糸魚川経由→富山着16:54

電車に揺られている間に、富山って降りたことがないなあ、
富山で思い浮かべるいうたら、富山の売薬、立山黒部、
宇奈月温泉、トロッコ電車・・・・
富山市で降りてみることにした。

JR富山駅は、北陸新幹線開業を目指して、大工事中。
改札まで歩かされる。ねんざの足が悲鳴をあげる。(∋_∈)

夕飯は、雨も降ってるし、富山駅を出てすぐとやま特選街1階
「越中茶屋」さんに入った。お目当ての白エビ天丼以外に
八尾のそば、お造りにも惹かれたので。

白エビ天丼
さくさくとした食感とエビの香ばしさ
たまらん
イカに目がない連れ合いが、イカの姿焼を追加注文。
これがまた ぷりぷり\(^o^)/
かくて、幸せ気分いっぱいで、後は寝るだけ。

雨振る中、誰しも考えることは一緒とあって、
富山駅徒歩1分のJr.富山駅前は満室。

駅徒歩5分 東横イン富山駅前宝町 泊