2012年3月12日月曜日

熊野古道を歩く 中辺路⑤ 那智から新宮へ

2012年3月12日(月)晴れ
昨夜はものすごい風のうなる音で寝付けなかった

復興祈願の旅 2日目。
早朝 同宿した関東からの団体さんの一行を見送る。
昔の山ガールの18人くらいの団体さんは、
これから大雲取り越え、小雲取り越えの山道を経て
熊野本宮大社に行くそうだ。
皆さんの服装からして健脚揃いに見えたけど、
今日はやっぱり小口泊まりだろうか。

8:00美滝山荘出発、出てすぐの石段を上がって那智大社
青岸渡寺参拝。

石段の途中 絶景ポイント

那智大社到着

那智山青岸渡寺
西国三十三番第一番札所だ。
ずいぶん古そうだけど、伝えられるところでは、
創建は、4世紀だとか



 御滝へ下る 室町時代の石段だそうだ
昨晩の強風で折れた!!

御滝前バス停から熊野交通バスに乗車。
バス停前は、案内所兼熊野交通の土産物店も兼ねていて、
気のいいおじさんがいろいろ話してくれた。
昨夜の風は地元でもめずらしい強風だったようだ。

9:12 御滝前バス乗車、9:32 那智駅到着
今日のコース :

今日は、那智速玉大社まで約18Kmを三つの峠越えで歩かねば
ならない。先を急ぐ。
コースタイム:
9:35 那智駅出発 →10:10 狗子の川バス停→
10:32 小狗子(こくじ)峠入口→11:05 JR宇久井駅 →
11:25 佐野王子社跡 →11:50 黒潮公園(昼食休憩)→
12:38 高野坂出入口 →12:55 高野坂展望台    →
13:50 王子浜    →14:30 浜王子跡(浜王子社)→
15:00 阿須賀神社  →15:30 熊野速玉大社着
所要時間:約6時間

国道42号線から大狗子、小狗子峠を望む
手前がナキワノ鼻

大狗子峠入口案内板
狗子の川バス停にあった地図
左の雑木の中の石段を上がる
那智湾が見える
JR紀勢線トンネル
 小狗子峠入口



宇久井港

 熊野古道旧道か
橋の両端は通行止めになっていた
国道沿いにあった 佐野王子跡
 黒潮公園

黒潮公園から三輪崎の町の中を通って行くが、
古道の案内板を見落としたが、偶然三輪崎駅にでた。
三輪崎踏切を渡ってすぐ、右の畑の中を小川沿いに行く。
案内板があった。


石畳の古道を登る
展望台に寄り道
熊野灘を見晴るかす


金光稲荷神社の近くにあった休憩所
一休み
古道は、金光稲荷神社 入口の横を
ゆるやかに登っている。
 高野坂頂上から王子浜を望む

 木の階段を下って来た。
案内板の前にはトイレがあった
 線路の下をくぐって海岸にでる
ここを歩くの?暫し呆然

やや ヤシの実だあ

砂や小石の海岸を堤防に沿って約1Km
歩きにくいのなんのって、ここで残りの
体力を使い果たした感じ( ̄○ ̄)
浜王子社

浜王子社から新宮市内を、第一王子橋、熊野地、蓬莱という地名を
見ながら熊野川に向かって歩く。目印は、熊野地郵便局。

熊野川そばに立つ阿須賀神社
ここまで来れば、熊野速玉大社は
目と鼻の先

熊野川河口にほど近いこの神社は、背後にある円錐形の山、蓬莱山をご神体とした自然崇拝が起源と考えられ、一説には熊野で最古の神社ともいわれているらしい。主祭神は事解男之敷地内にある歴史民族資料館で、境内から発掘された弥生時代の竪穴式住居や、神仏習合の時代に祀られていた御正体(懸け仏)が一般公開されている


阿須賀神社から新宮城跡横を通って30分。
 ああ やっと速玉神社が見えて来た


ついにゴール。18Kmの道を歩き通して
くると、遥けくも辿り着いたという、
ありがたい気持ちがしてきた。
隣に佐藤春夫記念館があったが、
月曜で休館日。またの機会に。

この海岸沿いの中辺路は、国道を歩く事も多いので、
夏は暑くて少々きついかも。

明日は、5時起き、大日越え、赤木越えの山越えだ。
スーパーオークワで明日の朝食、昼食を仕入れて
早々に寝た。
新宮駅徒歩3分のステーションホテル新宮泊。


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