2013年1月13日日曜日

2013年冬:青春18 身延線乗車 ④

2013年1月9日(水)晴れ

今回の旅は本当にお天気に恵まれた。
ま、だいたい晴れ女ではあるけれど。

昨年夏は、飯田線を完乗(?こんな言い方あるかしらん)。
なんせ辰野駅から豊橋駅まで94駅あるし、通しで乗ったら
約6時間乗りっぱなしやからね。

飯田線に比べたら、身延線は、駅数39、楽勝やね。(何が??)
乗車の前に、甲府城址(舞鶴城址散策。)



天守台から南アルプス山脈を望む



右手 稲荷櫓

石垣が美しい

左 史跡 甲府城址と読める

さて、いよいよ身延線乗車
身延線は、南アルプスと富士山にはさまれた、富士川の流域を
走る山岳路線である。全線にわたり富士川の左岸(東側)を走り
本流を渡らない、らしい。実際そうだった。




5番線 入線 9:06発富士行き

車窓からきれいに富士山が見えた

12:12 富士駅着
12:16 富士駅発 →18:35 茨木着

割と早く帰阪できた。お疲れ。


2013年1月12日土曜日

2013年冬:青春18 小布施から長野 ③

2013年1月8日(火)晴れ

牛に引かれて善光寺参り。
朝まだ人が出てこないうちにホテルを出る。



両側に宿坊が並ぶあたりで
猫様のお出迎え

ちょうど道の真ん中にちょこん
と座って

城山公園 噴水も氷が分厚く張っている
噴水のむこうが
信濃美術館/東山魁夷美術館

入口はシンプル
中身は濃かった

善光寺参詣道をぶらぶら歩き、サラダたっぷりのランチ定食
でお腹を満たしたら、長野駅から甲府に向かう。
明日の目的は、甲府から身延線乗車。

長野発14:05 小淵沢乗換え
甲府着17:48
ライトアップされた武田信玄像

甲府駅前

晩ご飯は何にしようと、大通りを行ったり来たり歩き回った結果、
東横イン近く、「水琴酒堂」さんに入った。当たり!!
サラダこんなにたっぷり

卵焼き 量多い

信州名物 ほうとう
これは、小作さんのが美味しかったかな
お値段の差  かな

お腹もくちくなって
甲府 泊



2013年1月11日金曜日

2013年冬:青春18 北斎に惹かれて小布施へ ②

2013年1月7日(月)晴れ

客室からのながめ
朝焼けの妙高・戸隠山群
長野電鉄 湯田中駅前
外国人観光客がちらほら

湯田中温泉郷の上流、地獄谷野猿公苑があるかららしい。
テレビや写真家の福田幸広さんの写真で有名な
温泉に入る野生の猿がいるところだ。
英語では、Snow Monkey Mountain.日本よりも海外で有名で
年間2万人くらいの外国観光客が訪れるとか。

現に、我々も湯田中温泉郷に近い所って知らなかったもんね。

小布施は、長野方面 湯田中から特急で二つ目


  野猿公苑は、長電グループが経営している
ので、特急にもスノーモンキーの名前が。

 小布施名物 栗かのこの宣伝がヘッド
カバーについている。
冬のりんご畑
瓦屋根の小布施駅 到着
観光案内所で地図をもらい、小布施の町へ



普通の家と間違いそうな交番
町の雰囲気に溶け込んでいる

市神様
自然石でできた、どっしりとした市神様

町のそこここに、こんな紙芝居が
あった。おもしろいなあ

整備された歩道
秋なんかもいいところやろな



めざす北斎館到着
小布施のまち並み

北斎が宿泊して、絵を描いた
高井鴻山屋敷内 離れ
我々は裏から入館
高井鴻山記念館

ここ住民のお庭
「オープンガーデン」の札が掛けてあったら
通り抜けができるようになっている。
小布施を愛する住民のホスピタリティ

さて、お腹もすいた
桜井甘精堂で栗かの子を買って
向かいにあるcafe茶蔵で栗づくしの
お昼


天気もよし。まだまだ時間があるので、
北斎の肉筆画の天井絵がある岩松院まで
足をのばす。
岩松院は、戦国武将 福島正則の霊廟があり、小林一茶ゆかりの
寺でもあるが、なんといっても北斎の天井画、大鳳凰図だ。
北斎89才のとき完成。北斎はこの他にも怒涛図(どとうず)
男浪、女浪、竜図を小布施町屋台天井に描いている。
北斎は90才没だから、死ぬ直前にこんな大作をいくつも
完成させている。まさに超人。


小布施の町に後ろ髪をひかれながら、都住駅まで歩き、
再び長電に乗車、長野に向かう。

長野 泊






2013年1月10日木曜日

2013年冬:青春18 北斎に惹かれて小布施へ ①

2013年1月6日(日)☁

2013年の青春18切符の旅は、長野県小布施にある
北斎館を訪ねる旅にした。

北斎、言わずと知れた浮世絵師 葛飾北斎である。
その北斎と小布施の町との関係を知ったのは、
高橋克彦著「北斎殺人事件」を読んでからである。

北斎は、
転居すること93回、
改号30回、ようするに画号を頻繁に変えた。

しかも88才まで生きた。
生きただけでなく、80才を過ぎて
江戸から小布施まで2度旅し、豪商 高井鴻山宅
に滞在して肉筆画を完成させている。

タフで謎多き北斎が住んだ町、小布施ってどんなところ?

07:22 茨木発 15:41 長野着

名古屋乗換で、噂の「セントラルライナー」に乗車。

クロスシートだがリクライニング機能はない

この「セントラルライナー3号」中津川行き、
名古屋〜多治見間は、全車指定のため「乗車整理券」
なるものを、310円で買わなければならない。

青春18切符でも整理券さえあれば乗車できる。
何故「噂の」がつくか?

要は、多治見〜中津川間は各駅停車、全車自由席区間になることで、
310円のお得分が充分に得られず、上り(名古屋方面)へ行く場合は、
なおかつ整理券を持っていても、完全に席が確保されているわけでは
ないという中途半端な「整理券」だそうな。

(※2013年3月16日のJRダイヤ改正で、CLは廃止となった)

積雪の 篠ノ井線 姥捨駅
善光寺平
冬の景色も絶景かな

長野電鉄 長野 16:10発 → 湯田中 16:57到着
長野電鉄の車両は、東急や小田急、JR東日本で走っていた車両が
多い。
ゆけむり (元小田急1000系)


→ 湯田中 16:57到着
ひとまず今夜は、湯田中温泉に泊まる。

よろずやアネックス湯楽庵さん、ビジネスホテルスタイルで
ただ泊まるだけならシンプルでいい。
お風呂は地下道を通って、本館の大きな温泉に入れる。
和室にベッド

ここの温泉熱かった。
晩ご飯を食べに温泉街を歩いていると、


綿の湯??

温泉か?

ここにも 白樺之湯

共同浴場は、地元の方が管理し、温泉に入るには鍵が必要らしい。
宿泊客もそれぞれの宿で、鍵を借りて入浴することができる。
入ってみたかったが、次回に。

湯田中泊。