2013年9月20日金曜日

剣山ハイキング

2013年9月19日(木)快晴・十五夜

大阪から四国の山は、遠い。
鉄道は駅から登山口まで時間がかかる。
車は往復10時間近くを要する。


JTB旅物語でなんと剣山日帰りツアーがあった。
宮尾登美子氏著「天涯の花」を読んで、
「キレンゲショウマ」の群生を見たい、と思った。
が、8月の花のシーズンの平日は、今年余りに
下界が暑すぎたせいか、ツアーは催行人員に満たず、中止。

今日、9月の出発と相成った。


大阪から、阪神高速湾岸線、神戸線、明石海峡大橋、大鳴門橋、
徳島自動車道美馬IC、国道438号線経由。

この国道438号線、国道とは名ばかり。
30人乗りの中型千里丘バスの運転手さんは、運転上手だった。
国道ぎりぎりに建っている民家の軒先をかすり、
土釜、一宇峡の渓谷沿いをクネクネと廻って行く。
対向車とすれ違う度に、ヒヤヒヤさせられた。

一番スリルがあった。

途中2回のトイレ休憩を入れて、約5時間、13時に
登山リフト見ノ越駅に到着。

13:15 準備運動の後、
見ノ越駅 標高1,420m →西島駅 1,750m
登山リフトで15分で330m高度をかせぐ。

天気は快晴。現地ガイドさんによると、曇りや雨の日が多く
こんな快晴は登山シーズンでも10回程とか。

キレンゲショウマの花の時期を見逃してもお釣りが来る?
リフトの両側には、竜胆やイブキノ虎の尾
に似た花が、すすきに混じって咲いていた

西島駅から石鎚山方向を見る
手前の山は三嶺(ミウネ)?

右手にうっすらと見えるのが石鎚山

13:46 出発
右手の巻き道を行く

名水百選の御神水の湧き水で、のどを潤し、
トリカブトの紫の花に目を奪われつつ、
(花が咲いていなければ、ヨモギのはっぱに似ている。危ない、( ゚д゚ )!
英語では、monkhoodというらしい。花の形が、なるほど僧侶のかぶりもの
ににているわ。)

14:27 大剣神社 着
小休止
この階段の上が頂上ヒュッテ
そこから250mで剣山頂上


剣山頂上着 15:03 1955m
中央の石垣に囲まれているのは、
一等三角点
登山者に踏み荒らされて、裸地化激しく
ミヤマクマザサが生えなくなったため、
木道が作られた


再び頂上ヒュッテに戻り、大慌てで昼食を食べ、
尾根道コースを下る。
頂上ヒュッテ発 15:20

西島駅   発 16:00
見ノ越駅  着 16:15

途中、淡路サービスエリアで満月を愛で、
20時丁度、イルミネーションが七色に変化する明石海峡大橋
を渡った。

大阪駅前着 21:15

千里山バスの運転手さん、お疲れさまでした。
無事に帰宅。

あまりの快晴に、日帰りではもったいなかったなあ。

買物:原木椎茸、鳴門灰わかめ、杵突き草餅、たこ飯おにぎり



  





 

2013年9月6日金曜日

2013年夏:青春18 明石〜淡路島/岩屋 日帰り

2013年9月6日(金)晴れ
1週間振りの晴れ、今年は、休みを取ると天気は雨。
青春18切符の残り1枚を使って、明石の魚棚(うおんたな)商店街
へ行くことにした。

まずは、お目当ての明石焼
たこ磯 15個 650円
みつばの刻みとだしで食べる
思ってたより中のたこは小ぶり。

商店街をひやかして、淡路島への唯一の高速船ジェノバラインの
乗り場を見に行った。ちょうど出航する時刻だった。
天気も良し、料金450円/人
淡路島へ乗って行ってみたくなった。


淡路 岩屋港まで13分の船旅


明石海峡大橋が見えてきた

下を潜る

岩屋港近くにある、絵島
という2000万年前の砂岩層が
見られる。
絵島は古来より和歌を読む名所としても名高く平家物語の「月見」の
巻にも記述があるそうだ。西行法師の和歌が掲示されている。

「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を
波にうつして見るこよいかな」

淡路牛ステーキハウスの看板が見えた。
ランチセットがあって、海鮮鉄板焼もあるということなので
入ってみた。

明石海峡大橋と対岸の明石や神戸を望める
素敵な客席
夜景を見ながらだともっと雰囲気もいいだろう


明石鯛、ホタテ、エビのメインディッシュ
連れ合いは、淡路牛のセット
手前の黒いのは、炭塩とよばれるものとか。
たれは、ポン酢、醤油、タマネギとにんにく
を煮詰めた味噌のようなたれ。
これがまたおいいしい。
こちらのお店、ステーキハウス源平さんの
オリジナルだそう。
帰りも潮風に吹かれてジェノバラインで明石にもどる。
魚棚商店街で、たこ、イイダコのうま煮、たこ天、上天、野菜
ちりめんじゃこを買った。鯛の一夜干しや太刀魚も新しくておいしそうだった。

JRのホームから見える明石城址

久しぶりに潮の香りに浸り、いい気分だった。
この次は、自転車で淡路島をまわろう。